HPVワクチンについて → wikipedia


2022年4月に接種の積極的推奨がなされることとなりました。

公費で接種できるのは
ガーダシルかサーバリックスです。
<うちではガーダシルを主に使うことにします。> (両方を用意しておくのが大変なだけで、どっちが優れているというわけではありません) (サーバリックスをご希望のかたはご相談ください。)

違いは
ガーダシルはHPV6 、11、16、18型に対するワクチン で、1回うったら、その後2,6ヶ月でうつということになっています。(もう少し短縮することも可能らしいです) ガーダシルのサイト
 (HPV6 、11型は尖圭コンジローマ を引き起こすとされ、ガンとは直接関係ありません。)
サーバリックスはHPV16、18型に対するワクチンで、1回うったら、その後1,6ヶ月でうつということになっています。(もう少し短縮することも可能らしいです)サーバリックスのサイト


Human Papilloma Virus =ヒト パピローマ ウイルス(ヒト乳頭腫ウイルス(ヒトにゅうとうしゅウイルス) )には100種類以上の型があり
(更に細かく種類が分かれるって言うことですね)、型によって、手足・顔などにできるイボ、陰部にできる性感染症の尖圭コンジローマ、また子宮頚癌、陰茎ガン、中咽頭癌 に関りがある。 とされています。(全ての種類がガンを引き起こすわけではありません。)
→ wikipedia


タイプ16,18は中でも子宮頸がんの原因として割合が高く、最短3年で子宮頸癌をひきおこすと考えられたため、はじめはこの2つを目標にワクチンが作られました。


それが ガーダシルとサーバリックスです。
ガーダシルはアメリカで2006年 に承認され、
サーバリックスはアメリカでは2007年 に承認されたそうです。

 日本では子宮頸癌で年間約3000人の方が亡くなっていますが、HPV16、18型によるものが60 - 70% を占めると考えられています。
(ガーダシルやサーバリックスでは残りの30から40%の子宮頸癌は防げないのです。)

その後  シルガード9 が2015年カナダ、EU、オーストラリアで承認 され、より多くの型に有効な(より多くの子宮頸がんを防ぐ)ため、いわゆる先進国では上の2つのワクチンは使われなくなった。。。らしいです。。。 
が、今のところ公費では対応になっておりません



他のワクチンとの間隔ですが、ガーダシル、サーバリックスともに生ワクチンではありませんので、コロナワクチンの前後2週間を除けば、いつでも初回を始めることができます。(生理とも関係ありません)


ご相談に来ていただいても、上記以上の情報はありません。(すべて書いたつもりです)
ご希望の方は、どちらをいつ接種ご希望か、お電話を下さい。